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Posted by Hibi at 07:30
35歳定年説を覆すお薦め一冊の書籍


プログラマの世界では「35歳定年説」という物がありますが、この定説を覆すお薦めの書籍がありました。

プログラマはもちろんのことIT関連の管理職、社長、どうすれば社員を成長させることができるか悩んでいるマネージャー。どの人が読んでも必ず得るものがある書籍です。

下記にその書籍を紹介します。すごくお薦めの書籍ですよ。
私は現在プログラマーとして生活をしているのですが、この業界に飛び込んだのは30代前半の時でした。

現在、私の周りのSE(システムエンジニア)、PG(プログラマ)はほとんどがIT関連の学校を卒業して、IT関連の会社に勤めている、又は勤めていたというエンジニアばかりなのですが、私の場合は学校も違えば、前会社もITとはまったく関係の無い会社でした。その人間がまったく畑の違う世界へ飛び込もうとするのは、それこそ清水の舞台から飛び込むことと同じです。

そして、今は30代もあと少し(「あと少し」とは1日後かもしれないし、5年後かもしれません。御想像にお任せします)という年になってしまいました。

プログラマの世界では「35歳定年説」というものがあります。

これは、年をとってしまうとITのスキルの低下などにより若い年齢層(20代等)には付いて行けないので、35歳を過ぎたらもうプログラマとしてはやって行けない。という定説です。(35歳という数字は特に決まっていません)

私がこの業界に飛び込む前からこの定説は聞いていたのですが、それでもやってみようと思ってこの業界に飛び込みました。しかし、この業界に入ってからずっとこの「35歳定年説」は気になっていたのですが、これを振り払う書籍がありました!その本はプログラマー現役続行という一冊の本です。

この本は柴田芳樹さんというもうすぐ50歳の現役プログラマが書いた心強い書籍です。

この書籍内にはプログラマとして続けていくための七つの力(論理思考力、読みやすいコードを書く力、継続学習力、コンピュータサイエンスの基礎力、朝方力、コミュニケーション力、英語力)をあげていて、その力を付ける為にはどうすれば良いかなどが解説されています。更に、世界には40代、50代の現役プログラマーが数多くいることも教えてくれます。

この本は私のような年齢のプログラマ以外に、若手プログラマや今は学生だけどもこれから社会に出てプログラマになろうとしている金の卵達にもぜひ読んでもらいたい本です。プログラマとして生きていく上で必ず必要となること、覚えておくべきことが多く書かれています。なぜ日本のプログラマは伸びないのか?どうすれば若手社員を育てることができるのかなどITとは関係ない人でもためになる一冊です。

専門書ばかりではなく、たまにはこの様な書籍を読むことで、見えない自分を目覚めさせることができるかもしれません。ぜひお薦めします。

So-net blog:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

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