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2005年11月16日

天国と地獄

Posted by Hibi at 09:54
あなたは「天国」と「地獄」でどちらですか?
ある方から面白い話を聞いたので紹介します。
(多少違っているところもあるかもしれませんが、御了承ください)



神様が「天国と地獄を見せてやる」といいました。

神様は「まず地獄」からと言って、ある部屋に連れていってくれました。
その部屋を空けると大きな部屋の中に大きなテーブルがあり
テーブルの上にはたくさんの食事がありました。
テーブルの周囲には肘掛付きの椅子がテーブルを囲むように置かれ
全ての椅子に人が座っていました。

椅子に座っていている人は左手が椅子の肘掛に縛られていました。
右手は長さ3メートルほどの長さなの柄杓(ヒシャク)が縛られていました。

椅子に座っている人はテーブル上の食事を食べていいのですが
手に長い柄杓が縛られているために食事を柄杓で取る(すくう)ことはできますが
柄杓が長すぎて口に入れることができません。

その内、お腹が空いた人は気が立ってきて柄杓を振り回すようになります。
振り回した柄杓は周囲にいる当たります。
当たった人はお腹が空いていることもあって、「何しやがんだ!」と怒ってその人を叩いたり
更に柄杓を振り回します。
部屋の中は「ぶっ殺してやる!」や「ふざけんな!」などの罵声の嵐。
まさに険悪の中の地獄でした。

次に神様は天国の部屋を見せてくれました。

天国の部屋は先ほどと同じように大きなテーブルとたくさんな食事
その周囲に肘掛付きの椅子が並んでいました。
その椅子には人が座っていて左手が肘掛に縛られています。
右手は長さ3メートルの柄杓が縛られています。

環境は先ほどの地獄の部屋と同じです。
しかし、部屋の中の様子は非常に和やかな雰囲気です。

なぜなら、食事を柄杓ですくっても柄杓が長すぎて自分では食べられないのですが
すくった食事は柄杓が届くところの人に食べさせてあげていました。
もし、自分が食べたくなったときには、周囲の人がその食事を柄杓ですくい
食べさせてくれます。
その為、その部屋は楽しい会話が飛び交う、まさに天国のような暖かい雰囲気の部屋でした。

(おしまい)



この話は、現代社会に当てはまると思います。
どのような人でも社会という同じ環境にいます。
その社会で過ごすのはその人の心しだいで天国にもなり地獄にもなります。

皆さんは天国の部屋ですか?それとも罵声が飛び交う地獄の部屋ですか?


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よい話です。同じ場所を共有し楽しむのなら、ゆずりあい、声かけあって過ごしたいもの。そうすれば暖かい空間が生まれますね。
とかくギスギスした社会、自分さえ、自分優先でというのは疲れます。
あたりまえにしていることで食べられる社会が素敵かなあ・・
とかく、企画、戦略と言われる社会、勝ち組だけでなく、フツー毎日コツコツ組が平凡に暮らせる社会にしたいものですね。
今日はよい話を聞けました。ほんわか~
Posted by イチロー at 2005年11月16日 12:32
イチロー様

下手な文章を読んでいただきありがとうございます。

> フツー毎日コツコツ組が平凡に暮らせる社会にしたいものですね。

同感です。
まじめに仕事をしている人がバカを見るような社会は
何かが間違っているような気がします。
Posted by Hibi at 2005年11月16日 13:08
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天国と地獄