2007年02月19日
WEB2.0の次はセマンティック・ウェブ
去年、WEB界ではある言葉があちらこちらで騒ぎ始めた。その言葉は「WEB2.0」。
WEB2.0はティム・オライリーが書いた論文「What is Web2.0」から始まった言葉で従来の静的サイトから動的なサイトに移行した技術的な用語でした。現在もWEB2.0の言葉は生きていてあちらこちらでWEB2.0化したサイトを多く見受けられます。
では、このWEB2.0という言葉を見て思うのは「WEB3.0」や「WEB4.0」はあるのか?ということです。現段階ではそれぞれの技術的な言葉はありませんがいろいろなところで論じられているようです。
しかし、POP*POPというサイトでRadar NetworksのNova SpivackさんがまとめたWEB4.0までをまとめたロードマップが発表されていました。
この中を見るとWEB3.0ではセマンティック・ウェブとなると書いてあります。今のWEBサイトはHTMLという言語で作られているのですが、その中身を見るとタグにはさまれた文字列でできています。このHTMLはブラウザで表示されれば人間にとって読みやすい文字列となるのですが、コンピュータにとっては何を書いてあるのかさっぱりわからずに処理をしています。
セマンティック・ウェブとはこのHTMLをXMLという形式に置き換えてそれぞれのタグの中に何の情報(メタデータ)が書かれているかをコンピュータが理解できるようにした方式です。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
次世代のWEB4.0ではWebOSだそうです。WebOSはブラウザ内でOS(WindowsやLinux)を動かす技術のことで、これができればパソコンはブラウザを動かす機能さえあればよく、メーラーや画像作成用のアプリケーションソフトはサーバーで管理すればいいことになります。
このロードマップは「本当にそうなのか?」など多くの疑問はありますが、未来を予言しているみたいでなかなか面白いですね。
Web4.0までのトレンドを描いたロードマップ | P O P * P O P
セマンティック・ウェブ - Wikipedia
WebOS - Wikipedia
WEB2.0はティム・オライリーが書いた論文「What is Web2.0」から始まった言葉で従来の静的サイトから動的なサイトに移行した技術的な用語でした。現在もWEB2.0の言葉は生きていてあちらこちらでWEB2.0化したサイトを多く見受けられます。
では、このWEB2.0という言葉を見て思うのは「WEB3.0」や「WEB4.0」はあるのか?ということです。現段階ではそれぞれの技術的な言葉はありませんがいろいろなところで論じられているようです。
Web4.0までのロードマップ
(POP*POPより)
(POP*POPより)
この中を見るとWEB3.0ではセマンティック・ウェブとなると書いてあります。今のWEBサイトはHTMLという言語で作られているのですが、その中身を見るとタグにはさまれた文字列でできています。このHTMLはブラウザで表示されれば人間にとって読みやすい文字列となるのですが、コンピュータにとっては何を書いてあるのかさっぱりわからずに処理をしています。
セマンティック・ウェブとはこのHTMLをXMLという形式に置き換えてそれぞれのタグの中に何の情報(メタデータ)が書かれているかをコンピュータが理解できるようにした方式です。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
次世代のWEB4.0ではWebOSだそうです。WebOSはブラウザ内でOS(WindowsやLinux)を動かす技術のことで、これができればパソコンはブラウザを動かす機能さえあればよく、メーラーや画像作成用のアプリケーションソフトはサーバーで管理すればいいことになります。
このロードマップは「本当にそうなのか?」など多くの疑問はありますが、未来を予言しているみたいでなかなか面白いですね。
Web4.0までのトレンドを描いたロードマップ | P O P * P O P
セマンティック・ウェブ - Wikipedia
WebOS - Wikipedia
Category is WEB全般.
ディレクトリとは、ポータルサイト(以前のYahoo)は分類を行って
Webサイトを整理していたことを指しています。
もちろん、現在でもディレクトリ分けはされていますし、
GoogleもWebサ...
Webサイトを整理していたことを指しています。
もちろん、現在でもディレクトリ分けはされていますし、
GoogleもWebサ...
【徹底解剖】Web2.0を読み解く at 2007年02月20日 09:40
おっしゃる通り、
Web3.0 → セマンテックウェブ
Web4.0 → Web OS
というのは、一つの方向性でしょう。
ただ、現在のWeb2.0も、それほど定義されたものではないはず。
先日、ネット&アフィリ編集長の講演で、
「例えば、新聞記者がブログで、記事の裏側を書いても良い。
そういうように、今はWeb上の記事は誰の所有物でもない。
そういう状態がWeb2.0と定義される」
とおっしゃっていました。
なかなか、鋭い指摘でした。
コメントありがとうございます。
> ただ、現在のWeb2.0も、それほど定義されたものではないはず。
確かに、WEB2.0は定義があいまいで確立されたものではありませんね。
ただ、周りが自分の中での確立を作ってそれを表に出しているような気がします。
> 先日、ネット&アフィリ編集長の講演で、
> (省略)
> とおっしゃっていました。
なかなか意味のある指摘ですね。
私のいるところではなかなかそういう講演がないのでうらやましいです。