今日、知人からA3ぐらいのスケッチブック1冊とペンを突然に渡され

　｢書いて｣

と言われました。

　｢何？｣

と聞き直すと、毎日のことや身近なことで｢ありがとう｣といいたいことを一つ書いてほしいとのことでした。

よく、そのスケッチブックを見てみると既に多くの方が

　｢みんなありがとう｣
　｢○○さんありがとう｣

など多くのありがとうと名前が書かれていました。

詳しく聞いたところ、この書いたことは遠州ありがとうの会が企画している3月9日(←確かこの日。違っていたらご免なさい)のサンキューの日に浜松駅前で行うイベントに置かれるとのこと。

｢ありがとう｣という言葉は御存知の通り、人や物に対して感謝の意を伝えるもっとも基本的な言葉です。

しかし、日頃、何気なく暮らしている毎日で身の回りの人などに｢ありがとう｣という言葉を伝えているでしょうか？

ごく当たり前に使用している人ならともかく、そうでない方は家族や知人、奥さんや旦那さんにこの｢ありがとう｣を突然に言うことはなかなか照れくさかったりして言うことが出来ません。

そんな感謝の気持ちを言葉ではなく、紙に書くことによって遠回しでもいいから伝えられることが出来れば、その言葉を受けた人はきっと喜ぶでしょう。

この｢ありがとう｣という言葉は不思議な力を持っているらしく、私も聞いた話では、まったく同じミカンを2つ用意し、片方に｢ありがとう｣という言葉を書いた紙を貼り、もう一つのミカンに｢バカ｣と書いた紙を貼ってみたところ、数日後に｢バカ｣と書いたミカンは腐ってしまいましたが、｢ありがとう｣と書いたミカンは長持ちしたそうです。もちろん、1回だけではたまたまということがありますが、それを試した人は何度同じことをやっても同じ結果となったそうです。

この不思議な力が本当かどうかは私自身は半信半疑ですが、｢ありがとう｣という言葉をもらった人は嫌な気分になることはまず無いでしょう。

知人から渡されたスケッチブックに私がどのような｢ありがとう｣を書いたかは当日、会場で見てもらうとして、もし、皆さんが、

　｢『ありがとう』の言葉を書いてくれ｣

と言われたらあなたはどのような｢ありがとう｣を書きますか？


遠州ありがとうの会