旧Windowsの98とMEには入者が脆弱なPCの乗っ取りに悪用する可能性がある不具合があります。

しかし、Microsoft社はこの不具合に対する修正プログラムをWindowsXP、2000、Windows Server 2003には提供するが98とMEには提供しないと発表しました。

この修正プログラムを98とMEに提供してしまうと、今まで動いていたソフトが動かなくなる可能性があり、修正プログラムを提供するよりもユーザー側でTCPポート139をフィルタリングした方がメリットがあると判断したためです。

今回のセキュリティパッチだけではなく、今後も提供されない可能性もあるので、早急に現行バージョンのXPに移行した方がいいかもしれません。

ましてや、98、MEは今年の7月でサポートが終了するとなればなおさら要注意です。


　　マイクロソフト、「Windows 98」「ME」のセキュリティパッチリリースを見送る - CNET Japan