2007年09月14日
Microsoft社がマルウェア行為?!

Microsoft社は毎月第2火曜日にWindowsの更新プログラムを提供することはこのブログでも何度かお伝えしています。今月も今週の11日に更新されましたね。
通常、Windowsの更新プログラムは[コントロールパネル]の[セキュリティセンター]の[自動更新]で設定できて
- 自動(推奨)
- 更新を自動的にダウンロードするが、インストールは手動で実行する
- 更新を通知するのみで、自動的なダウンロードまたはインストールを実行しない
- 自動更新を無効にする
この時、「更新を自動的にダウンロードするが、インストールは手動で実行する」か「更新を通知するのみで、自動的なダウンロードまたはインストールを実行しない」に設定しておくとインストール前にポップアップのメッセージが表示されユーザは更新プログラムをインストールしなければならないことがわかる仕組みになっています。
しかし、Microsoft社はそれらの更新通知を出さないで勝手にプログラムの更新を行ったようです。
たとえ自分のところの作ったソフトとはいえ、更新確認をしているユーザのソフトを勝手に更新してしまうのは完全なルール違反ではないでしょうか?
その詳細については以下を参照ください。
今回、Microsoft社が無断で更新したプログラムは以下の通りです。
【Vista】
【XP SP2】
Microsoft曰く
ソフトウェアの開発を行っていると、時々Windowsの更新プログラムを入れることによって動作が変わってしまうという懸念があるため、自動更新をとめているプログラマも多くいます。
開発メーカだから何でもやっていいというのは通らないと思いますが皆さんいかがでしょうか?
【関連記事】
Windows Updateをこっそり更新? 「マルウェア」呼ばわりにMSが釈明 - ITmedia エンタープライズ
≫ Confirmation of stealth Windows Update | Hardware 2.0 | ZDNet.com(英文)
【Vista】
- wuapi.dll
- wuapp.exe
- wuauclt.exe
- wuaueng.dll
- wucltux.dll
- wudriver.dll
- wups.dll
- wups2.dll
- wuwebv.dll
【XP SP2】
- cdm.dll
- wuapi.dll
- wuauclt.exe
- wuaucpl.cpl
- wuaueng.dll
- wucltui.dll
- wups.dll
- wups2.dll
- wuweb.dll
Microsoft曰く
Windows UpdateはWindowsの更新を配布するためのサービスだが、サービスの信頼性を確保するためにこのサービス自体も、クライアントサイドのソフトを含めてアップデートする必要があるとのことですが、ユーザが自動更新を希望していないのに勝手にソフトの更新を行ってしまってはマルウェア行為と言われても仕方がないのでは。
ソフトウェアの開発を行っていると、時々Windowsの更新プログラムを入れることによって動作が変わってしまうという懸念があるため、自動更新をとめているプログラマも多くいます。
開発メーカだから何でもやっていいというのは通らないと思いますが皆さんいかがでしょうか?
【関連記事】
Windows Updateをこっそり更新? 「マルウェア」呼ばわりにMSが釈明 - ITmedia エンタープライズ
≫ Confirmation of stealth Windows Update | Hardware 2.0 | ZDNet.com(英文)
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欠陥を伝えるのではなく、いきなり乗り込んでいって直すのは、
「マイクロソフト」的には、親切なことなんでしょうね。
コメントありがとうございます。
> 「マイクロソフト」的には、親切なことなんでしょうね。
そうなんだろうけど・・・
大きな会社は考え方が違うのかな?
> てか、このおじさん、だれ(笑)
知らない(笑)