デスクトップの背景を黒にしても省エネにはならない?!

Hibi

2009年04月08日 06:00



ノートパソコンなどのバッテリー駆動しているパソコンではバッテリーを長持ちさせるために省エネモードで動作させることがあります。

時々、デスクトップなどの背景を黒っぽい画面にして省エネモードと自負している人がいるのですが、実はこれって省エネになっていないということを知っていましたか?

その詳細は以下に。
デスクトップの背景を黒にしても省エネモードにはならない理由はこちら。

ノートパソコンの壁紙は、黒よりも白の方が省電力? | エキサイトニュース

記事内には
液晶は、常に後ろからライトが当てられていて、何もしなければライトの白い色がそのまま画面に出る。逆に光を遮れば、黒になる。この遮る作業をするときに、電圧が必要になるから、画面は黒より白の方が省電力になるってわけ。
と書かれています。

確かに以前、モニタをばらしたことがあるのですが、モニタの後ろには細長い蛍光灯のようなものが入っていました。

液晶はその蛍光灯で照射して、カラーフィルタでその色を出しています(こちら)。その為、いくら画面を黒くしても後ろから照らしている蛍光灯の電力は変わりません。逆にそのカラーフィルタを白にしてやればその電力を押えることができるので白の方が省エネになるのかもしれませんね。

ただ、ノートパソコンなどの液晶の明るさを変更する機能(キーボードなどで明るさを変えるやつ)は液晶の蛍光灯の明るさを変えている可能性があるので省エネには有効かと。

また、有機ELなどの場合は液晶でいうカラーフィルタの部分が自ら発光しているので、黒の方が省エネになると思われます。

まあ、一番確実な省エネモードは「使わない時は消す!」が一番の省エネ化と思いますが(笑)





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