コンピュータウィルス作者が日本で始めて逮捕

Hibi

2008年01月25日 11:30



昨日のニュースや新聞で既にご存知の方も多いかと思いますが、知らない人のために書いておきます。

ニュースになったというのは日本で始めてコンピュータウィルスの作者が逮捕されたのです。

詳細な内容については下記をどうぞ。
逮捕されたのは3人の日本人大学生でそのニュース記事によると
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」で人気アニメ画像の入ったコンピューターウイルス「原田ウイルス」の一種を不特定多数に配布したとして、同ウイルスを作成した大阪府泉佐野市の20代の大学院生と、これを配信した2人の計3人の男を著作権法違反容疑で逮捕した。ウイルス作成者の逮捕は国内で初めて。
とのこと。

ここで注目するのが、「日本では始めて」ということと逮捕された理由が「著作権法違」ということです。

なぜ、日本で始めてウィルス作者が逮捕された理由が著作権法違なのかというと、日本にはコンピュータウィルスに関する法律が無いのです!

今回逮捕された作者が作ったウィルスは「原田ウィルス」という物なのですが、感染するとアニメ画像が表示されるのですが、そのアニメ画像が著作権の違法ということで今回は逮捕されました。詳細な内容についてはWikipediaを参照ください。

これだけ日本でコンピュータ、インターネットが蔓延っているにもかかわらずウィルスに関する法律が無いというのは以外といえば以外です。

現在使用されている日本国憲法は1947年(昭和22年)に作られたのですから、コンピュータウィルスに関する法律が無いのは当たり前です。しかし、法律はその時代時代に合わせて追加、変更する必要があります。その為に国会で議論しているのですが、もう少しスピーディーに対応できる国会ができたらいいですね。

以前、国会議員の人に聞きましたが法律を変えるにはもの凄い書類と時間が掛かると聞きました。法律は人が生活する上では必要なルールですから簡単に決めることはできないのはわかりますが、最近の国会は何か焦点がずれたことを議論しているような気がするのは私だけでしょうか?素人の私が口を出すことではないですね。(^_^;)


PCウイルス作成者、日本で初逮捕…著作権法違反容疑で:ニュース - CNET Japan
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