データベースとして使用するには、かなりランクが低い
Microsoft社のAccessですが、データベースをはじめて使用する人やちょっとしたデータ管理をする為に使用するには非常に便利なデータベースソフトウェアです。
データベースを使用する上で必要不可欠なものの一つに「SQL」があります。
SQLとは「Structured Query Language」の頭文字を取ったもので、データベースのデータを操作する為のプログラミング言語です。ただ、プログラミング言語とはいっても主に使用するのは
の4つで、これらを使用してデータの取り出し、追加、変更、削除を行います。
Accessの場合もSQLは使用するのですが、Accessでは「SQL」とは言わず「クエリ」という言葉を使用しています。
また、Accessの場合はSQL(クエリ)を使用するときはグラフィカルなユーザインターフェイス(GUI)でSQL文を組み立てることができるため、SQLを知らなくてもSQLが組み立てられるようになっています。そこが入門者にも優しいデータベースの理由の一つなのかもしれません。
GUIでSQL文が構築できるAccessの「クエリ」
Accessである程度データベースができるようになると、その他のMySQLやSQL Serverなども触りたくなる人もいるのですが、他のデータベースではAccessのようなグラフィカルなSQL文を構築してくれるツールはあまりありません。その為
SELECT * FROM user;
など全て文字で書き続ける必要があります。(これがネックで挫折する人もいるのかも・・・)
しかし、世の中には便利なツール(ソフト)があるものです。
「黒猫 SQL Studio」というソフトはSQL文をAccessの様なグラフィカルなインターフェイスでSQL文を構築してくれるソフトです。
使用できるデータベースはOLE DB接続またはODBCドライバに対応するデータベースであれば何でも使用できるということなので、おそらく主要なデータベースは全て使用できるのではないかと思われます。
本家サイトではスクリーンショット以外にFlashでその操作デモが公開されていますので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。なかなか良くできてそうですよ。
プロが作った黒猫印のフリーソフト 黒猫ソフトウェア工房(本家)
窓の杜 - 【NEWS】SQL文をGUIで作成できるフリーのデータベース開発環境「黒猫 SQL Studio」